松のたわごと~なぜ松なのか~
うなぎ、バイク、楽器、凧、まつり…
「浜松の資源は?」と聞けば数多の資源が挙げられる。
その中でなぜ、あえて「松」なのか。
まず、地名。
由来は諸説あり、確かな理由は定かではないが、地名の中にも含まれるほど松は身近なものだったものなのではないだろうか。
事実、松は浜松の地域の中に古くから根付いてた。
街道の景観の一つとして、そして、防砂林、防風林として、人々の生活の中に息づいていた。
その姿や、歴史の営みの中で有名になった松も多数ある。
個人のお宅や寺社にも立派な松がある。
今もなお、松は浜松の中に息づいて、歴史や文化を感じさせてくれる。
歴史や文化との結びつき、浜松の象徴としての存在感や面白さ、景観としての美しさが松にはある。
防砂林や防風林といった浜松の気候や風土にもあっている。
これほど、地域に根付く松を生かさない手はないのではないか。
これが、われわれが松に着目する理由である。
「松」を意識してまちを歩いてみると新たな発見や普段とは違ったまちの景色が見えてくる。
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