やっと、第1回のまち歩きを実行した、松の会。
まだまだ、反省点が多いですが、これから頑張りましょう。
さて、松の会がなぜ、松に注目するのか。この点を紹介しなければならないなとおもいまして、何回かに分けて、松の会の理念や目標とするところを明らかにできたらなと思います。
それを説明するためには、まず、地域資源について語らないといけない。
最近、地域資源という言葉を聞くようになった。特に、観光のまちづくりや新しい産業なんかを創りだして、地域を活性化させようとする活動のときに使われているような印象を受ける。
では、地域資源とは何か。
一言で言うなら「地域に欠かすことのできないもの」だ。
そのものがなくなってしまったら、その地域としてかなりの痛手を受けるものと言い換えてもいいかもしれない。
「やっぱりこれがなきゃ」、「○○といったらこれでしょ」というのが、地域資源だと考えていいと思う。
ただし、一時の流行やその場、その時のノリで決まるものではないというところに注意が必要だと思う。
地域資源には、その地域と深くかかわった歴史やストーリーがある。長年にわたって、密接に地域に根付いてきた経緯や背景がある。
そういった「まちや地域にとって欠かせないもの」を掘り起こし、きちんと理解してまちづくりに生かそうと考えたわけです。
当たり前なものが、実は、まちにとって、地域にとって、すごく大切なものだったりする。だから、日常の中では、「地域資源」をなかなか意識できなかったり、気がついてなかったりする。
意識して、「地域資源とは何か」という問いを立ててみると、沢山のことに気がつく。
われわれ、松の会は、松を浜松の地域資源と見立てて、活動をしようとしています。
なぜ、「松」が浜松の地域資源なのか?
それは、また次回のお話し。